ワーホリの看護師が通える学校「チャーター・オーストラリア」
2005年に設立された、チャーター・オーストラリア(Charter Australia)。
元々は、オーストラリア人向けに創立された学校ですが、現在は数多くの留学生を受け入れています。
この学校の最大の特徴は、ワーキングホリデービザで、アシスタントナースになるためのCertificate IIIの取得ができることです。
シドニーでは、チャーター・オーストラリアのみです。
詳しく見ていきましょう。
Index
基本情報
チャーター・オーストラリアの基本情報です:
設立 | 2005 |
所在地 | ノースシドニー(駅徒歩3分) |
生徒数 | およそ200名 |
クラス | 最大15名 |
日本人の割合 | およそ25% |
日本人スタッフ | 在籍 |
ウェブサイト | https://www.charter.edu.au/ |
この学校は、ノースシドニーのビジネス街に位置しています。駅から徒歩3分の抜群の立地条件です。
学校は、医療介護に特化しており、インターンシップや就職先など、独自のネットワークを持っています。
チャーター・オーストラリアの強みは、働くところまでサポートしてくれる点です。詳しくは、下記③Study Work Programをご参照ください。
インターン、就職に関して、独自のネットワークを持っているため、卒業後に即戦力として働き始めることができます。
学校では、就職の際に必要になるレジュメの添削や、インタビューの練習もしてくれます。
オーストラリアのローカル介護系企業でお給料をもらいながら働きたい人にはオススメです。
プログラム
次に、プログラムの紹介です。
日本人看護師が受講するプログラムを中心に見ていきましょう。
① English for Healthcare & Nursing
- 入学条件:IELTS 4.5
- 期間:2-70週
- 費用:350豪ドル / 週
- 開講曜日:月-木
- 授業時間:20時間/週
- 入校日:毎週月曜日
English for Healthcare & Nursingコースは、医療英語を幅広く学習する講座です。主に、短期留学をされる看護師の方に人気です。
こちらのコースでは、職場で使える医療専門英語や、コミュニケーションスキルを身につけることができます。
医療内容よりも、コミュニケーションスキルや医療英語の習得に重点を置いたコースともいえます。
コースの教材は、医療英語試験OETのものを使用しています。OETは、日本の看護師がオーストラリアで看護登録をする際に必要になる試験です。
「オーストラリアがどんなところか、短期留学をして確認したい」
といったことを考えられている方に、オススメです。
② Certificate Ⅲ in Individual Support / Health Service Assistant
- 入学条件:IELTS 5.5
- 期間:6か月
- 費用:5,000豪ドル / 7,000豪ドル
- 開講曜日:月-木(金曜日は実習)
- 授業時間:20時間/週
- 入校日:N/A
Certificate Ⅲ in Individual Support、またはHealth Service Assistantコースは、学生ビザの方を対象としたコースです。
学生ビザは、17週以上学校に通いたい人が取得をするビザです。従って、コース期間も半年間となっています。
Certificate Ⅲ in Individual Supportコースでは、高齢者などの身体的に不自由な人々を支援する介護医療に関する資格を取得します。
資格取得には、120時間の実習が必要で、実際の現場での経験を得ることができます。資格を取得した後は、介護施設でのアシスタントやケアワーカーとしての就業が可能です。
Certificate Ⅲ Health Service Assistantコースでは、介護施設や病院での勤務に必要な知識や技術を身につけるためのものです。
病院で働くためには、Acute Care(急性期治療)の学習が必要です。7つの主要科目と8つの選択科目があり、80時間の実習も行います。
卒業後は、アシスタントナースとして介護施設やコミュニティサービス、病院などでの就業が可能となります。
③ Study Work Program
- 入学条件:IELTS 5.5
- 期間:16週(最大36週の仕事)
- 費用:
Aged care stream:7,500豪ドル
Hospital stream:9,500豪ドル - 開講曜日:月-木(金曜日は実習)
- 授業時間:20時間/週
- 入校日:2月 / 5月 / 8月
Study Work Programは、ワーキングホリデービザの人を対象としたプログラムです。
ワーホリでオーストラリアへ行かれる看護師の間では、有名なコースです。
プログラムは、16週間のCertificate III Individual Supportの取得と、最大36週間の仕事斡旋が提供されます。
英語学習、資格取得、仕事の斡旋が含まれるため、非常に人気があります。
提供される仕事は報酬が支払われるため、オーストラリアで実際に報酬を受け取りながら働くことができます。
プログラムへの参加資格は、看護師免許を持ち、6か月以上の就業経験がある方に限定されています。
学費は、Aged care stream(高齢者介護)かHospital stream(病院でのアシスタント)によって異なります。
ワーホリビザを活用して、看護師としての専門性や強みを生かしたい人にオススメのコースです。
スケジュール
1日のスケジュールの確認です。
コースの一般的なスケジュールは以下です。
- 9:00-12:00:英語
- 12:00-13:00:昼食
- 13:00-14:30:英語
- 14:30-16:30:アクティビティ(任意)
午前9時に始まり、午後2時半に終わると考えておくと良いでしょう。
一方で、先述のStudy Work Programのように実習がある場合は、金曜日に行われます。実習の時間は、午前7時から14時半までとなっています。
最後に
チャーター・オーストラリアについては理解できましたか?
引用した情報源、その他の役立つリンクをまとめておきますね。
チャーター・オーストラリアへ行かれる日本人看護師の多くが、ワーキングホリデーを活用しStudy Work Programへ参加されます。
その後、アシスタントして働きながら、正看護師を目指すかどうか吟味される方が多いです。
一般的な語学学校で、目的なく英語を学ぶよりも、より充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。
応援しております!
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