介護士で永住権ならAGI Education | NZで唯一のLevel 5の資格を取得

2025年現在、ニュージーランド（以下NZ）は、介護士で永住権が取れる数少ない国です。

実は、NZで介護士として働くために特定の資格はありません。しかし、現地の学校で介護士資格を取らない場合、就職が困難なのが実状です。

ニュージーランドでは、すべての資格がNZQF（ニュージーランド資格フレームワーク）という共通の基準に沿って、Level 1〜10までの段階で分類されています。数字が大きくなるほど、内容が高度になります。

介護士の資格の場合は、Level3やLevel4のCertificate（基礎課程修了証）が中心になっています。

そんな中で、AGI Education（以下AGI）はニュージーランドでLevel5のDiploma（専門課程修了証）が取得できる唯一の学校です。

これが意味するところは、AGIで介護士資格を取得することは、他の学校で介護士資格を取得するよりも就職に有利に働く可能性があるということです。

詳しくみていきましょう：

Index

AGI Educationの介護士資格コース

以下は、AGIが提供する介護士資格コース（Diploma in Health & Wellbeing）の概要です：

学校の種類	専門学校
設立年	2004年
コース開講キャンパス	3つのキャンパスから選択可
期間	44〜48週間
授業	週3回
学費	$22,188 NZD（2025年10月入学）
就職の可能性	⭐️⭐️⭐️⭐️
卒業後のビザ	Accredited Employer Work Visa (AEWV)
永住権の際のビザ	Care Workforce Work to Residence Visa
ウェブサイト	https://www.agi.ac.nz/nz-diploma-level5-healthandwellbeing

キャンパスは、オークランド市内と郊外、それからクライストチャーチの3つから選ぶことができます。

コース期間が44〜48週と差が出るのは、開始時期によって、4週間の夏休みが入る人とそうでない人がいるためです。

授業は週3回ですが、合計300時間以上の実習が含まれています。実際の介護施設や病院などで行うものです。実習はコース後半に組み込まれており、教室で学んだ知識を現場で実践できる貴重な機会です。

介護士として永住権を取得するためには、学校を卒業後に2年間就労する必要があります。在学中にスポンサーとなる就職先を探す必要あります。

学校を卒業するだけでは、そのままNZに滞在するためのビザは得られません。ですので、就職先にAccredited Employer Work Visa (AEWV)と呼ばれる就労ビザのサポートをしてもらう必要があります。

難しそうですが、就職先は学校の実習先にオファーしてもらう人が大半です。オファーをもらえない場合は、自力で就職先を探す必要があります。

就職先が見つからない場合は、ニュージーランドに滞在することはできません。これがニュージーランドの介護職で永住権を目指す際のリスクです。

AGIの介護士資格コースの入学条件は以下の通りです：

学歴	高校卒業資格
英語レベル	IELTS OA5.5（各セクション5.0）
その他	・正看護師/介護士としての経験 or Level3 Certificateの保持

通常、Level3までの介護士資格コースでは、高校卒業資格とIELTSのスコアの2点で入学が可能です。

しかし、こちらのコースでは、日本での正看護師または介護士の経験が必要です。経験がない場合は、Level 3のhealth and wellbeing分野での資格を取得する必要があります.。

IELTSのスコアは、OA5.5（各セクション5.0）です。これはおよそ英検準一級程度のレベルです。日本にいながらも、確実に取得できるスコアなので、頑張ってみてください。

いまいち学習方法が分からない人は、以下の私が執筆した学習方法を参考にしてみてください：