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NZMAの介護専門コース | 未経験者が目指せるNZ永住権

「介護士としての経験がなくても、ニュージーランド(以下「NZ」)で働いて永住権を取得できるの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げると、未経験からでも可能です。

実際、ニュージーランドでは日本人を含む海外からの介護士の受け入れが進んでおり、制度としても移住・就労がしやすい仕組みが整っています。

特に、NZMAが提供する介護士養成コースは、未経験の方でも介護の基礎から学び、就労・永住権取得までを見据えたキャリアパスを築ける実践的なプログラムです。

NZでは、すべての資格がNZQF(ニュージーランド資格フレームワーク)という共通の基準に沿って、Level 1〜10までの段階で分類されています。(数字が大きくなるほど、内容が高度になります)

NZにおける介護の資格は、大きく分けてLevel 3からLevel 5まで。

Level 3・Level 4は「Certificate(基礎課程修了証)」、Level 5は「Diploma(専門課程修了証)」に該当します。

一般的に、介護未経験の方は、まずLevel 3またはLevel 4のコースからスタートする必要があります。NZMAは、どちらのレベルのコースも提供している、数少ない学校のひとつです。

詳しくみていきましょう。

NZMAの介護専門コース

以下は、NZMAが提供する介護専門コースの概要です:

レベルLevel 3Level 4
コース開講キャンパス4つのキャンパスから選択可3つのキャンパスから選択可
入学時期2月・7月2月・8月・9月・10月
期間20週間(内実習3週間)33週間(内実習200時間)
授業週に3回週に3回
学費$10,500 NZD(2025年7月入学)$24,000 NZD(2025年7月入学)
就職の可能性⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
永住権の可能性⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
卒業後のビザAccredited Employer Work Visa (AEWV)同左
永住権の際のビザCare Workforce Work to Residence Visa同左
ウェブサイトHealth and Wellbeing – IntroductionSocial and Community Health

Level3のコースでは、オークランド市内と郊外、ウェリントン、ハミルトンの4つのキャンパスから選ぶことができます。一方、Level4のコースはオークランド郊外を除いた3つのキャンパスから選択します。

キャンパスにこだわりがない人は、卒業後の就職のことを考えて、求人が多いオークランド市内を選ぶと良いでしょう。

授業時間は1日5〜6時間の週3回です。残りの時間は、自主学習や課題提出に使う構成です。ニュージーランドでは、学生ビザでもアルバイトが可能です。

また、現在は週20時間までの労働が可能ですが、25年11月からは週25時間の就労が可能になります。場合によっては、生活費を全額賄えます。

介護士として永住権を取得するためには、学校を卒業後に2年間就労する必要があります。つまり、在学中にスポンサーとなる就職先を探す必要あります。

ほとんどの人が実習先にそのまま就職します。オファーをもらえない場合は、自力で就職先を探す必要があります。

この就職先にAEWVと呼ばれる就労ビザを発行してもらう必要があるため、就職活動は在学中から最重要事項と心得ましょう。

入学条件について

NZMAの介護士コースの入学条件は以下の通りです:

Level 3Level 4
学歴高校卒業資格高校卒業資格
英語レベルIELTS OA5.0(各セクション5.0)IELTS OA5.5(各セクション5.0)
その他なしなし

どちらのコースも、高校卒業資格とIELTSのスコアの2点で入学が可能です。しかし、IELTSのスコアが若干異なります。

Level3ではIELTS OA5.0、Level4ではOA5.5となっていますが、各セクションのスコア制約は「5.0」と同じですので、大きくレベルは異なりません。

ここで必要なIELTSのスコアは、英検のおよそ準一級程度のレベルです。日本にいながらも、確実に取得できるスコアなので、頑張ってみてください。

いまいち学習方法が分からない人は、以下の私が執筆した学習方法を参考にしてみてください:

多くのニュージーランドの学校では、Level4の介護士コースに入学する際に、日本での正看護師または介護士の経験が必要です。その点、NZMAは未経験者に優しいといえるでしょう

Level3とLevel4のどちらがオススメ?

結論だけを述べると、Level4またはLevel3+Level 4の抱き合わせ受講がオススメです。Level 3だけの受講はオススメしません。

永住権を取得するという観点では、Level 4を修了するのが基本的には有利かつ推奨されます

実際の就労は、Levelに関係なく可能性はあります。しかし、徐々に卒業後のAEWVなどの取得においても、Level4の修了を歓迎・条件とする雇用主が増えています。

また、実際の就労は可能であっても、永住権申請時のスキル評価で不利になる可能性があります。

Level 3は初級的な介護補助の内容であり、移民局が求める技能水準に満たないと判断されることがあるのです。こういったリスクを踏まえると、Level3だけの受講はやめておくのが無難です

英語に自信がない方などは、Level 3のコースから始め、そうでない場合はLevel4だけを受講するので十分でしょう。

最後に

NZMAの介護士専門コースの概要は理解できましたか。

今までにヘルスケア業界で働いたことがない人にオススメの選択肢です。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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