Skip to content

看護師の英文履歴書(レジュメ)のテンプレートと書き方

海外で看護師として働くために避けられないのが英文履歴書(以下「Resume: レジュメ」)の作成です。

「日本語の履歴書をGoogle翻訳で訳せばいいんじゃない?」

と、思ったら要注意。

レジュメは日本の履歴書とは書き方やフォーマット、気をつけるポイントが異なります。今回の記事では、レジュメ作成時の注意点やテンプレートなどを共有していきます。

看護師の英文履歴書(レジュメ)のテンプレートと書き方

日本の英文履歴書とレジュメの大きな違いは、

  1. 生年月日・性別を書かない
  2. 写真を添付しない
  3. 統一したフォーマットがない
  4. 自己アピールの要素が強い

の4点です。

レジュメは非常に合理的で「人材として適正か?」という観点を評価する書類です。そのため、年齢や性別、家族構成、写真(容姿)といった仕事と関係のないことは記載しません。

内容は自由度が高く、応募するポジションに適した職歴や、より強く自己アピールできるポイントに特化して独自のフォーマットで作成することが可能です。(だからこそ難しい!)

レジュメで共通する項目

レジュメの内容に関して、自由度が高いと先程述べましたが基本的に書く項目があります。

それが、

  1. 基本情報(名前・住所・電話番号・メールアドレスなど)
  2. Employment Experience(職歴)
  3. Education(学歴)
  4. Certification(資格)

です。

上記に加えて「レジュメの要約(Professional Summary)」や「技能(Key Skills)」など、応募するポジションに応じて追加します。

レジュメのフォーマットに規定はなく、Microsoft WordやGoogle Documentで作成したものをプリントアウト(or PDFに出力)すればOK。

上記で挙げた4点の情報は共通で必要になるので、テンプレートとして保存し、それ以外の部分を雇用先のニーズや求める条件に照らし合わせて修正すると良いでしょう!

レジュメのテンプレート

上記を満たした上で、看護師としてより適切な情報を加えたレジュメのテンプレートが以下になります:

resume template

各項目の説明は以下のとおりです:

Professional Summary自己PRにあたる部分です。自分の強みや秀でている部分・パッションを簡潔にまとめます。文章にしても良いですし、名詞句でひとまとまりにして表現してもOKです。
Professional Experience職歴にあたる情報です。所属期間と就業中に成し遂げたこと(Achievement)や経験を簡潔にまとめます。経験は基本的に「動詞」から書き始めて統一する。
Education / Training学歴にあたる情報です。
Key Skills(仕事における)特技を書き出します。
Certifications取得している資格を書き出します。
Language話せる言語を書き出します。基本的に “Native Japanese” と “English” と書けばOK。
Other Information上記以外の捕捉情報を書き出します。所属している学会やボランティアの実績など。

上記のテンプレートファイルが必要な場合は、お手数ですがお問い合わせからご連絡ください。元のGoogle Documentのファイルを共有いたします。

レジュメの書き方

レジュメを書くときに注意するべきポイントは、

  1. 洗練された英語表現を用いる
  2. シンプル・クリアな表現を用いる
  3. 提出先の求める人物像に合わせて情報を変える

の3点です。

まず大切なのが、ネイティブが「自然な英語だな」と感じるような表現を用いることです。

雇用先の担当者がレジュメをじっくり読んでくれるかは分かりません。(ほとんどの場合、数秒でしょう)その一瞬で、少しでも英語に違和感があると「この候補者は基準を満たしていない」と弾かれてしまいます。

そのため、可能であれば自分で書いたレジュメをネイティブに添削してもらい、表現を修正してもらうと良いでしょう。

同じ理由で、表現はできる限りシンプルかつクリアに書くように努めて下さい。最初の数単語を見ただけで何が伝えたいのかがわかるものがベターです。

最後は、提出先に合わせた情報に適宜微修正をおこなうこと

小児専門の病院の場合は、小児患者を担当したときのエピソードを深掘りしてみたり。救急を広く受け入れている病院の場合は、救急対応したときの経験を書き出すようなイメージです。

どんな小さなエピソードも、書き方次第では立派なアピールポイントになるので、しっかりと経験を振り返り言語化してみましょう!

まとめ

英文履歴書(レジュメ)を書くときは、

  1. テンプレートを元に自分の経験を書き出してみる
  2. 書き出した内容をネイティブに添削・修正してもらう
  3. 提出先に応じて情報を微修正する

このステップで取り組んでみると良いでしょう!

一度、自分だけのレジュメができれば後はそれを使い回していくことが可能なので、最初はネイティブにしっかりチェックしてもらうと良いと思います。

もし添削してくれるネイティブが近くにいない場合は、是非ご相談ください!

海外で看護師として働きたいと思っている方は、以下の記事が参考になると思います:

いずれもNursing Overseaが運営しているSOLO IELTS TOEFLの記事です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Admin

This Post Has 0 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Back To Top