オーストラリアでのレンタカー利用ガイド:手順と注意点
オーストラリアでワーキングホリデーを考えている場合、レンタカーの利用方法を覚えておくことは大切です。
レンタカー利用は(特に初めての方にとっては)少し複雑に感じるかもしれませんが、基本的な手順を理解しておけば非常にシンプルです。
この記事では、オーストラリアでのレンタカーの借り方や注意点について詳しく紹介します。
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オーストラリアでのレンタカー利用ガイド:手順と注意点
オーストラリアでレンタカーをする場合の基本的な手順は、
- (事前)オンライン予約
- (当日)必要書類の確認・車の受け取り
- (返却日)ガソリンを満タンにして返却
上記の3点です。
基本的には日本のレンタカーを借りる手順と同じだと思っていただいて大丈夫です。
日本の免許証をそのまま利用することができないので、運転者は渡豪前に必ず国際免許を発行しておくことを忘れないようにしましょう。
1. レンタカー予約と借りる際の手順
オーストラリアでレンタカーを借りるには、オンラインでの事前予約が一般的です。
大手のレンタカー会社や比較サイトとして、
などが一般的によく使われています。
予約時には、
- 運転免許証
- パスポート
- クレジットカード
が必要となりますので、事前にこれらを準備しておきましょう。
現地での受け取りは、予約したレンタカー会社の店舗に訪れ、書類を確認してから車を受け取ります。
日本と異なる点は、車両確認のプロセスが省略されることが多いことです。細かいことをあまり気にしないオーストラリアの気質が伺えますね。
ただ、トラブルを避けるために車両に傷や汚れがあれば、事前に写真を撮り、店舗に報告しておいた方が安全だと思います。
2. 必要な書類と条件
レンタカーを借りる際には、
- 日本の免許証
- 国際免許証
- パスポート
の3点を用意しておきましょう。
大手のレンタカー会社だと日本の免許証だけでも対応してくれる場合がありますが、万が一に備え国際免許証も必ず併せて持ち合わせておくことをオススメします。
また、年齢制限も重要なポイントです。
レンタカー会社によっては24歳以下の若年層のドライバーに追加料金を課している場合があります。
さらに、18歳から20歳のドライバーに対しては、レンタカーを提供する会社が限られているため注意が必要です。
3. 保険と免責事項
オーストラリアのレンタカーには、基本的な保険が含まれていることが多いですが、万が一の事故に備えて任意保険に加入することをお勧めします。
この保険により、事故や車両の損傷に対する負担を大幅に軽減することができます。
大手の保険会社として、
などがあります。
1日の保険料はプランによって異なりますが、約20〜40AUD程度と想定しておいてください。
任意保険がない場合、事故が発生すると$3,000〜$4,000の負担がかかりますが、任意保険をつけることでこの負担が数百ドル(またはゼロ)に抑えることが可能です。
注意すべき点として、未舗装道路での事故や交通違反による事故は保険の対象外となる場合があるため、事前に契約内容をしっかり確認しておきましょう。
保険に関する英語表現
レンタカーの保険に関する用語は覚えておいた方が万が一の備えになるでしょう:
- Liability:賠償責任額(事故が起きた時に支払う最高額)
- Excess:自己負担金(利用者が自己負担する最大の金額)
- Excess Reduction:自己負担金の減額(Excessが減ること)
- Loss damage waiver:車両損害保障制度(盗難・破損などによって車両に損害が生じた場合の負担額免除)
保険会社を利用するときは特に「2. Excess」の部分には目を通すようにしておきましょう。
4. ガソリンと返却時の注意点
レンタカーを返却する際には、ガソリンを満タンにして返す必要があります。日本と同じですね。
満タンで返却しない場合、レンタカー会社からレートよりも高いガソリン代を請求される可能性があるため注意が必要です。
また、ガソリンの種類について、オーストラリアでは
- ペトロール(ガソリン)
- ディーゼル
の2種類が基本的に用いられています。
間違った燃料を使用するとエンジンの故障につながり、高額な修理費が発生する可能性があるので、給油時には注意しましょう。
出発前のレンタカー会社にガソリンについては聞いておくことをオススメします。(ガソリンスタンドのスタッフに聞いても適当なことを答える可能性が無きにしも非ずなので…)
5. オーストラリア特有の運転事情
オーストラリアでの運転にはいくつかの注意点があります。
例えば、道路にはカンガルーが突然飛び出してくることがあるため、特に郊外を運転する際にはスピードを抑え、周囲に注意を払う必要があります。
かなりのスピードで雲梯していない限り、轢かれたカンガルーは普通に起き上がってどこかに行ってしまいます。(車のフロント部分は損傷します)
日本(北海道など)でいう鹿に衝突するのと同じような感じなので、大事故でない限りそのままにして大丈夫です。
もし車が動かなくなってしまった場合は、レンタカー会社に連絡しましょう。
また、ラウンドアバウト(環状交差点)は事故が発生しやすい場所の一つなので、事前に運転のコツを学んでおくと良いでしょう。
まとめ
オーストラリアでのレンタカー利用は、広大な国土を移動するためには非常に便利な手段です。
事前に運転免許証の準備や任意保険の確認をしっかりと行い、現地の交通ルールを守って安全にドライブを楽しんでください。
ワーホリを利用する看護師の多くが、将来オーストラリアで正看護師を目指します。以下の記事はその時に参考になると思うので、興味がある場合はご確認ください:
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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